ロンドンのエール

ロンドンはパブ文化の盛んなところで、という言い方だと少し気負いすぎて聞こえるほどさりげなくパブがいたるところにあり、多くの人が(昼から)ビールを飲んでいます。

パブで飲まれるビールは地元のエールから輸入ビールまで様々です。
こちらに来て早3ヶ月で、色々慣れてきたこともあり、時々はパブに入るわけですが、そういうときにはやはりせっかくなので地元のエールを飲みたい、と良く飲むのがYoungsのエール。これがなんともぬるく薄い感じで最初飲んだときは少しがっかりしたのですが、不思議なことにだんだん美味しく思えてきました。

で、ぼちぼち飲んでいても良いのですが、少しは背景等を知りたいな、と思い調べると
Allabout に良いリンク群が。

で、上の「世界のビール(2)イギリスのビール」に、「最初の1パイント(0.6リットル)を飲んだ時はまったく好きになれなかったが 二度目は『これはいける』と思い 三度目に飲むと以後その味に裏切られたことはない」という話が出ており、そこまで劇的ではなかったものの、そういうものなんだなあ、と驚いた次第です。

なぜそうなのかを考えると、僕の場合は「ビールとは冷たくきりっとしているもの」という先入観があり、裏切られた感があり味を楽しむどころではなかったのが、2度目以降はすでに「ぬるくて薄い感じ」を予想しながら飲むため、味自体を楽しむ余裕が出てくるといったところではないかと思うのですが。

何にせよ、まだ飲んでいないエールが数多くあるので、どんどん楽しもうと思います。